白光真宏会-北陸

ブログ

人体と宇宙の関係について(対談)  Akihisa氏(『アイリスからの贈り物』の著者)のお話

未分類ブログ

人体と宇宙の関係について(対談)

 Akihisa氏(『アイリスからの贈り物』の著者)のお話  真言宗多祢寺にて(YouTubeより)

 

質問)よく人体が小宇宙であると言いますが、人間と宇宙は本質的なところでつながっているというか、照合しているというか、そういう関係があるのではないかと思うのですが………

Akihisa氏)

   実は、昔、私が光の自分というものを体感したときに、呼吸というものを感じたのですね。

  人体だけではなく、生きとし生けるものは呼吸をしていますよね。で、私は宇宙の中に自分

  の呼吸があるのを感じました。ただ自分の呼吸があっただけではなくて、実は呼吸というものが全てのものの息吹とつながっていると感じたのです。

  

 仏教の中でも呼吸法とか大事にされていることがあるかもしれませんが、その時私が感じた

  呼吸というものは、実は、自分が息を吸いますと、吸ったときに全ての命が命の原点に帰っていると感じたわけです。いわゆる人体でも呼吸をしていますが、人体だけではなく、すべての 

  生きとし生けるものが息を吸うことによって全部自分自身が宇宙の中心である命の本源に帰り、息を吐くことによって、また命の本源―宇宙の中心から外側に現れてくる。

   

   たとえて言うなら、マンダラというものが仏教にありますね。そのマンダラの中心というものがたとえば、白光色、白い光だとしますと、これは私が体感したのですが、宇宙の本源にある白い光(白というのはすべての色を含んでいる)…その白い光がマンダラの中心にあるとして、その白い光がそのままマンダラの外側へ現れていったとしたら、ただの真っ白なマンダラで、何の表現も体験もないですよね。

   で、私が体感したのはマンダラの中心にある白い光が外側に現れる時に、白い光として現れるのではなく、七色の光として現れてくるのですね。それは赤橙黄緑青藍紫という虹の七色をコマに描いて、コマとして回転させたら白色になるのですが、白色というのは、実は赤橙黄緑青藍紫の虹の七色を持っていまして、この七色から無限に色が作られるのです。

   ですから、私にとって、マンダラの中心点が白い光であって、その中心から外側に広がっていく世界というのは七色の世界なんですよね。 

   で、肉体の呼吸で、吸う息の時は私たち全員がマンダラの中心点の白光色である命の本源に戻り、そこから吐く息と同時に七色の光として、この世のありとあらゆる営みを作ってゆく。

  すべての命が本源に帰り、そして又本源から現れる………

   それが、私が肉体は小宇宙であると感じている一つの要因であります。

 多禰寺(多祢寺)

     人体と宇宙の関係について(動画)

  https://www.youtube.com/watch?v=VtEkKDp8VGo&t=2s

                                 文責 F.I(福岡県)

◎関連して、由佳先生のご文章を、下記に記したいと思います。

呼吸法の印について、昌美先生はこうお書きになっていました。
「自分個人の呼吸ではなく、宇宙の呼吸と全くぴたりと一つになり、かつまた全体と一緒になって呼吸をする」
「宇宙神が息を吸うと、自分も全体も吸う。宇宙神が息を吐くと、自分も全体も吐く」
                    (2009年9月号18・19頁)

 

古来、白にみる「清明心」の象徴

未分類ブログ

  先日、知人から「ジャポニスムふたたび」(牧羊舎)という著書をプレゼントして頂きました。静岡県出身の日本画家の森谷明子さんが平成26年から静岡新聞のコラムに連載された内容をまとめたものでした。

ページを開いて、一瞬で引き込まれました。

コラムの一つ一つに美しい日本画と日本文化の奥深さが表現されていて、一気に読ませて頂きました。特に最初のコラムが『古来、白にみる「清明心の象徴」』でした、白がこんなにも日本とかかわりがあることを初めて知りました。

次がその内容の一部分です。

「古事記や日本書紀の世界で登場する色を表す語には「白、黒、赤、青」があり、この四色が色彩を表す最も古い日本語であるという。白は光や清浄をを表している。大陸由来の「朱雀・青龍・玄武・白虎」とはまったく意味合いが異なる古代日本の色彩世界。その中で最高位にある最も重要な色とは「白」であり、これが高天原に入る条件である「清明心」の象徴と重なっている。

 それは伊勢神宮を訪れると一目瞭然、まさに白づくしである。白木の鳥居をくぐり白木の橋を渡る。いざ参拝する社殿もすべて白木、御帳も白、幣も白、初詣に伊勢神宮にお出かけになる際は、極限までに「素」を生かした、日本の白の美を味わっていただけたらと思う。」

私は二十歳の時に、交通事故をきっかけに白光真宏会にご縁を頂き、50年以上にわたり「世界人類が平和でありますように」を祈り続けてきました。その、白光真宏会の白光(ホワイトスピリット、高級神霊)そのものになるのが目標の一つでした。

日本の持つ白の奥深さを初めて教えていただき、白光との繋がりを感じて嬉しくなりました。

特に、伊勢神宮には先の式年遷宮のお白石持ち神事を「エンヤ―」の掛け声と共にお白石を引き、神事に参加させて頂きました。地下足袋まで白の全身白装束で、下宮の一番奥の神殿にお白石を置かせて頂きました。この石も宮川の白石でした。この事もあり伊勢神宮が自分の身体のように感じています。

これからも、日本の自然のなかの色彩や白の世界を味わっていきたいです。(I)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

  日本画家 森谷明子 作(ジャポニスムふたたび)からOLYMPUS DIGITAL CAMERA

「ジャポニスムふたたび」から「明き清き直き 日本人の品格」からのイメージのマンダラ

 

1 / 11

最新の記事

カテゴリー

月別アーカイブ