白光真宏会-北陸

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体験談:我が天命の道を振り返る: 福原富美子講師

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体験談:我が天命の道を振り返る: 福原富美子講師

 福原講師の体験の紹介文

福原富美子講師は、当年八十一歳、入信四十年の、岡山県津山集会の重鎮として、活躍されています。常ににこやかに法友の相談相手として接しておられます。

体験談を読ませていただくと、福原講師がどうしていつもにこやかに穏やかにしておられるのかが分かります。ご自分のご主人、そして家族を支えてこられた愛一念の人生がそこにあり、五井先生のみ教え一筋に、自分がどのような不利な状態におかれようが人のせいにせず、相手を憎まずに、真の祈り、真の印を体得されてきたことが、体験談を通して、伝わってきます。

内容は、次の通りです。

〇夫の消えてゆく姿の大浄化の働き

〇愛の力と印の働き、私の体験

〇印の中で感じる心象は実相である

〇守護霊様同士の助け合い、夢の中の働き

〇意識は時空を超える

地球感謝行を行って

我が天命の道を振り返る

夫の消えてゆく姿の大浄化の働き

 私が五井先生のみ教に入信したのは、昭和五十八年、五井先生がご帰神されて三年後の時でした。当時私は四十一歳でした。入信のきっかけは、私の夫の寿命を延ばしたいと一心に願ったことでした。
三十歳代のころ、三人の霊能者の方に、夫の寿命は四十八歳までと予言されました。その後、白光津山集会の山下春彦様のお招きで本部講師の吉田昭一郎先生の講話会に友人を誘ってゆきました。その席で「世界平和の祈りで、夫の寿命が四十八歳までという運命は消えますか」と尋ねますと、「これからの生き方で運命を好転する可能性は少しながらある」といわれました。でも夫本人がそれを信じて生き方を変えるわけがないのでどうしたらよいか考えて思いついたのが、夫が四十八歳までなら私は四十四歳で後家になる運命になるということだ。この私の運命をひっくり返さえすれば、夫は助かると思い、入会しました。のちにお聞きした五井先生のお話に「ひっくり返してやると思いなさい」とのお言葉がありましたが、その通りになりました。それと同時に白光の教えに心惹かれました。私でも人様のお役に立てるのだという喜びでした。この気持ちが次の歌のとおりです。 

み仏(五井先生)の 慈悲の光よ
吾(あ)使い給え 微力なるとも

自分のまいた種子は自分で刈り取る。
夫の前世に、戦国時代、兵庫県佐用にあった佐用城主の子弟のため、一族とそれに従う民を守るため戦った時があり、多くの人を殺めたようです。そしておそらく四十八歳で他界したのでしょう。自己の欲でなくとも一族の、民のためという大義名分があっても、自分のした事は自分で浄化しなければなりません。厳しい定めです。しかしそこに夫を救う光(五井先生)が差し込み四十八歳は乗り超えることができ、私も後家にならずにすみました。四十八歳の運命を乗り越えることが出来ましたが、それですべては帳消しになったのではなく、その時から帰神するまでの約三十年間、いただいた新しい生命の中で悪業を小分けして出され、大難を小難にして、消していただきました。
自分が蒔いた種は自分が刈り取る。戦国時代、相手の身体を傷つけた所業は自分の肉体に現われて消えてゆきました。我が福原一族は夫の兄も含め男子が若くして他界しました。今はその連鎖は消え穏やかに暮らしています。四十八歳を超えた夫は、私が聖ヶ丘や富士聖地、京都道場に行く時、ついてきてくれていましたが、白光の教えに入信したのは、帰神する十年前でした。富士聖地、各県での行事に再三参加し、様々な神事を行じ最後に高松での行事に参加した直後、最後の消えてゆく姿、右太ももの切断という大浄めを果たし、平成二十七年(2015年)にありがとうと最後の言葉を残して、にこやかに移行しました。
この年にいただいた指針が「汝(なんじ)は霊性高き真直なひとなり、守護の神霊守り固ければ安心せよ」でした。

愛の力と印の働き、私の体験

入信から十年間くらいの間、家族の中で、いくら祈ってもなかなかよくならないと思われる期間だったと思います。問題によってはなかなか解決しない場合がありました。そんな時、夢の中で三人の守護霊様方々が夢の中に現われ、私を観て、光りが降りて来ているから大丈夫だと言ってくれました。その言葉に勇気づけられ、こうしてはおれんと立ち上がったら、問題が解決したこともありました。
いつも守護霊が現われていちいち指示してくれるわけがありません。困った時に現われて助けてくれました。
その中、私が、祈りに自信を持つようになったのは、私の娘が孫を出産する時の体験からです。平成八年(1996年)今から二十七年前のことです。いざ出産する時に赤子がへその緒が何重も首に巻き付いてしまい、仮死状態のときでした。医者もお手上げの時、私は大声で、処かまわず「五井先生、助けてください」叫びながら右手を天に向かってまっすぐ立てて、左手を横にねかせた印を組みました。その声を発した瞬間、すごいひびきが天から伝わってきて、赤子が息を吹き返し、それに乗じて、医者が赤子をとりだしてくれました。このときの体験が祈ることへの自信へとつながりました。この体験は今でもしっかりと記憶され、いざというとき、五井先生は助けてくれると、確信できるようになりました。

印の中で感じる心象は実相である

この見出しの言葉は、昌美先生のお言葉です。
平成十七年(2005年)夫は体調を崩し、心臓を手術することになった時の体験について、お話したいと思います。
夫は、心臓バイパス手術、成功率五十パーセント、所要時間八時間という手術を受けました。手術前麻酔科の先生がこられ手術の中止をうながされましたが、夫はすると決めました。決めた以上私のできることは印(呼吸法による人類即神也)を組む以外ありませんでした。当日私は家で印を組みつづけました。子供たちは病院に詰めていました。 始めはどこに焦点を合わすべきかうろうろと定まらずしばらくそのまま一心に組みつづけていました。すると、意識は白い部屋に入っていきました。手術室と思いましたが、白い空間で何も見えません。そのうち生かしたいという想いが直径三十センチほどの玉となって現れました。次に夫の生きたいという想いが三十ほどの玉になって現れました。二つの玉は徐々に上昇し大空に上がって一体となり、パァー と打ち上げ花火のように、広がりました。その瞬間私は成功を確信しました。時間は約四時間少々過ぎた時でした。そして同時に手術中の先生の「心配したけど順調にいくなあ」という意識も受け取っていました。そしてその通り成功しました。

守護霊様同士の助け合い、夢の中の働き

私は、入信して、十年位経った、今から三十年ほど前、未だ印が降ろされていない時でした。夢の中で守護の神霊同士の助け合いの姿を観させていただきました。
「肉体は眠っていても、守護の神霊は働いてくださる」ということでしょうか。
夢の中で、大阪に行き、親族を集めてお浄めする夢を一か月一回、三か月続けてみました。その夢を見始めて四か月後、その夫婦が私方に来て、大きな大きな災難を自分たちで頑張って乗り超えたと嬉しそうに話していました。守護霊様がお礼にこられたと思いました。

また、そのニ、三か月後のことです。
夢の中で大火の中に飛び込んで、寝ている人を抱きかかえ外に飛び出し、一人助けました。隣の部屋にもう一人寝ておられましたが、どうすることも出来ませんでした。三、四日して友人の家(市営住宅)が全焼しましたが、彼女は三、四日前に神戸の親戚のうちに行き無事でした。焼き焦げた木箱に、私が差し上げた『神と人間』がきれいな状態で残っていたそうです。

意識は時空を超える

随分以前のこと、私が入信して十年目ぐらいの時の私自身の体験です。私は家でご神事行じておりました。
しばらくして頭の中に「皆様の五井先生を求めて堀りつづけてきて、五井先生の水脈に到達しました。五井先生の真井を貫通しましたというお声が頭の中に轟きました。そしてこの声は「昌美先生のお言葉だな」と思いました。

次の年も家でお祈りをしていました。この時は、昌美先生の「意識は時空を超える」というお話を体感しました。私は美しい湖水の上に結跏趺坐してしていました。そして水面下は地獄、頭の上は天国、私はその中間に座していると観じておりました。こうなったら夫に頭を下げてまでして富士聖地にいかなくて良いと思い三年目も自宅でお祈りをしていました。一時間たっても何も感じませんでしたが、ちょっと席を立って、再び統一しますと、私は美しい聖地に立っていました。行事は終わったのだなと感じ、美しい聖地で一人ゆっくり印を組んでおさめました。

自分のために祈ったことは一度もありませんが、今振り替えてみて思いますのに、実は自分のためでもあったと感じています。尽くした人たちの喜びの想いが、自分に還ってきているように感じます。ただただ喜びに満ちた日々を過ごさせていただき、感謝の心で一杯です。
神聖復活の世界を導いている、自分の神聖の尊い働きに、自信を持って進んでいきたいと思います。

地球感謝行を行って

地球感謝行は、これを行うことにより、地球世界の万物、生きとし生けるものに、癒しのエネルギーが伝わり、天変地異や環境汚染を未然に防いだり、最小限に食い止めることが出来、地球そのものが本来の大調和した姿に甦っていくと言われています。私達は、地球感謝行をとおして、大きな役割を果たさせていただいています。私は、毎日喜んで、させて頂いております。自然界は言葉ではなく、私の心に直接、ひびきでメッセージを伝えてくれます。私の自然界とのやり取りのいったんを 紹介させていただきます。
食べ物―料理をするほうれん草にごめんなさいといえば、すぐさまいいよと返って来る。

植物―山の松に、動けずさぞや不自由ねと尋ねれば、即座に自由と答えかえてってくる。

水―湧き出ずる真水の澄みた美しさ、私もなりたい。腹から叫ぶと、私も汚れるのよと返って来る。そうかこの水も下流にて人間に汚される。そして大海にて蒸発し、やがて天に上るのかと思った。。

大地―今まで私はこれほどまでも感謝されたことはないと、私たちの感謝行に対して答えてくれる。

この地球感謝行をとおして、傍若無人にふるまい、地球を痛め続ける地球人類の神聖の目覚めをじっと見守ってくださっている地球大霊王様への感謝がふつふつと湧いてきました。そして神人の一人として人類の神聖目覚めに向けて、全力で祈り続けることを誓う毎日です。

                 令和五年二月吉日 記す

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