石川県庁19階交流コーナーで催されるアートマンダラ展も今回で6回目となりました。
いつも大阪の皆さまのご協力で、無限なる喜びや感謝など、
 あらゆる光明の言葉一杯で終了致しました。
 「本当に良い事しているなぁ~」という実感です(笑)。
10枚の展示ボードにマンダラを飾り、ボードとボードの間には布マンダラを、
 それらに囲まれて、テーブル2台で体験コーナーを作り、
 もう一つのテーブルには寄せ書き用の布マンダラを置き
 「○○さんありがとう」と来訪者に描いて頂きました。
 その場の空気は、愛と調和の光に包まれ、お客様も我々も皆、笑顔満面です。
 今年は特にそんな日が多く感じられました。
3人の親子は、3才くらいの女の子がぬり絵をし、
 ご両親はズーッと黙ったままミニマンダラ用紙に描き続けられ、
 「ありがとうございました」と帰られる時、お嬢ちゃんが「たのしかったね♪」と
 両親の顔をのぞき込み、確かめるように言い含めるように言って、
 足取りも軽やかに、先頭に立って帰って行きました。
 何と素晴らしい意識の高いご家庭なんでしょう。
 将来のあり方のお手本の様で、し・あ・わ・せ・になりました。
また、茶髪で今風の髪型のにわかに出来たような恋人と一緒に来られた若者は、
 何の躊躇も無く「現在アメリカは戦争をしよう
 としている(実際始まってしまいました)。
 この平和大国日本に生まれて神様ありがとう」と。
 思いもよらない言葉に力強ささえ感じ、見た目じゃ分からない…驚き。
東京芸術大学の名誉教授の皆さまでしょうか、
 お供の方のご説明によると日本を代表する漆の第一人者ということです。
 お声もかけていないのに、ご一行は布マンダラのテーブルに寄ってこられ、
 ご説明すると、一番最初に老齢のH様が皆さんに支えられてテーブルに着き、
 「かなざわうるし工芸ばんざい!」と一生懸命描かれました。
 次の方は「うるしは神の血、ありがとう ○○(後で調べたら名誉教授のお名前でした!)」
 と描かれ、他の方は「世界のみなさん仲よくすごしましょう」
 「日本のみなさん元気でがんばりましょう」「家内に感謝」と続けられました。
 一流の方はすごいなぁ。前もって言葉を決めていたのかしら?
海外からは、インド、台湾、中国、韓国の4ヵ国から来られました。
 3組来られた韓国の方々の3番目のグループは、「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンさんの母校、
 培材中学校からバスケット交流で来日、生徒は21世紀美術館へ、先生方は県庁へ。
 校長先生お一人が日本語で「ありがとう」と。
 たくさんの意味のありがとうが含まれているように思えました。
 言葉が分からないながらも、ペ・ヨンジュンさんも中学時代、石川に来られたのかなぁ?
 などと盛り上がって、韓国と日本の関係がややこしい時なので、
 ここから関係が改善されて元のようになって行くぞ!っと確信してお伝えしたら、
 韓国の人たちもそう言っていました。
世界人類が平和でありますように 
 韓国が平和でありますように 韓国の天命が完うされますように
*輝き11~12月号より抜粋








